梅雨入り

関西圏は梅雨入りしたそうですね。というトピックを書く最中、沖縄が梅雨明けをしたというニュースが飛び込んできまして、令和二年のスピード感についていく自信が一気になくなってしまいました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?私は梅雨入りの後、買い物に出たときに、においで季節が変わったのを感じました。高い湿度によって髪から溶け出したシャンプーの香りが、むせっかえるアスファルトからの蒸気した臭いと混ざり合い、甘ったるくも重々しい梅雨の開幕宣言を放つのです。

 

 

肩に止まっていた小蠅を白い服の上でつぶしてしまいました。拭き取ったのですが、痕には赤が染まり、こいつらにも赤い血が迸っているのだなと、しみじみ思いました。しかしながら虫には赤い血は流れていないことを知り、赤面するなどもしました。我が家の三角コーナーは一口コンロには大きすぎるので、今あるものは捨てて買い替えるか撤廃するべきではあると思います。掃除しないの、よくない。

 

 

カルキ臭い氷がようやくおいしく感じる季節となりました。どうか皆様、季節の変わり目ですのでお体にはお気をつけて。私はそろそろ熱とか出そうな予感がしています。

淡々とタンタンメン

先日はカラオケ3時間もお付き合いいただきありがとうございました。「お付き合いいただきありがとうございました」が予測変換に出現し始めたので活動を通していたく感謝を感じている(?)のだと思います。

また、アーカイブのほうは少しの期間残しておきますが、あまり褒められたものではないので順次非公開にします。この隙にダウンロードしておくと、いつか僕がビッグになったときにプレミアがつきますのでお忘れなく。

この文章もさっさと書き上げるつもりではいたのですが、過ぎ行く時の流れに逆らうことは私の主義に反するということで少し遅くなってしまいました。よくないことです。

 

 

さて、最近と言いますか、割と長いこと(4年間くらい?)辛いものにハマっております。先日もタンタンメンを、カップ麺ではありますが食べました。ついてる辛さ調節スパイスは無情にもすべて容器の中に吸い込まれてゆきました。舌がピリピリする、いわゆる麻辣という辛さが特にお気に入りです(逆にカレーの辛さは意外なほど苦手なのです)。大人になったなぁという感覚もありつつ、無理しなくても…という周囲の意見を振りほどく気恥ずかしさもそこには残るのです。カップ麺ならともかく、辛い物を食べに行こう!というときはソロプレイがおすすめですね。ただし一人で食べきるのが絶対です。自信がなければ辛い物好きを連れていくしかないのです。

 

大人になるにつれて、食べられるものが増え、できることが増え、使えるお金が増えました。しかし虫に触れなくなり、使える時間は減り、友達と遊べるタイミングも減りました。悲しき世の定めではありますが、私はまだ抗います。やりたいことをやるだけやって、友達とも遊び、好きな時にタンタンメンを食べる大人を目指すのです。可能不可能ではなく、そういう姿勢は非常に重要だろうというところが僕の考えるところであります。

 

一度青春としては壊れてしまった、取り返しのつかない19歳の遅咲きのジュブナイルは、長い間花開くことを望んで、根元に花椒を振りかけてゆきます。スパイシーな20代はもうすぐそこに。

amazarashiについて。

amazarashiが好きだというTwitterで先ほど申しました。ライブも行ったことあるくらいには好きです(CDとかは集め切れていませんが…)。

彼らのいいところは、音楽を聴く人間は、自力で彼らと出会う瞬間があるというところです。さてどういう意味か。

高校生の頃、この人めっちゃいいから聞いてくれと言われ、「季節は次々死んでゆく」を聞いてみました。カッコいい曲だな、とは思いましたが当時そこまで刺さる印象はありませんでした。

 


amazarashi 『季節は次々死んでいく』 ”Seasons die one after another” “東京喰種トーキョーグール√A”ED

 

少し時が過ぎ、私は人生のどん底でした。詳しくはお話しませんが、私からしてみればこんなにつらいことはない、という時間に、彼らと再会しました。

なんと救われたことか。

その時出会った曲は、ただひたすらに傷んだ心を癒してくれました。彼らは許してくれるのです。弱者に寄り添うスタンスはずっと変わりなく、弱い私を助け続けてくれるのです。

当時はずっとYouTubeにかじりつき、聞き続けていました。自分が自分を許せるようになるまで。許した結果、ある種傲慢な人間が生まれてしまったのはあまりお笑いではありませんが……。

人に勧められて聞くのももちろんいいと思いますが、あの出会いは本当に衝撃的でした。雷に体を貫かれたようでした。その体験をできればしてほしい。これは別にお前もどん底に落ちるのだと言っているわけではありません。つらいこと、くるしいこと、やるせないこと、その他もろもろの心に傷を負った自分に気が付いたとき、amazarashiの美しい曲たちを聞いてみてください。それはもう救われると、ここで断言しておきます。それほどの力がある。

ほかのバンドやグループと比べると、なんとなく暗いイメージがあります。顔を見せていないのも一因かもしれません。ですが、一つ一つを切り抜いて観察すると暗い言葉でも、それらが群を成し、壮大な応援歌となってゆく様は本当に感動の極みです。寒気すら覚えます。

もしよければ一度聞いてみて、自分には必要ないかな、と思ったなら遠慮なく聞くのをやめてください。また、この曲、なんかいいなぁ……沁みるなぁ、となるようであれば、ほかの曲を聴いてみてください。きっとあなたを救ってくれることでしょう。

 

 

 

 

 

全然ブログ更新しませんでしたね。守れないことをいうもんではないです。自分が自分で恥ずかしい……。amazarashiを聞いて癒されてきます。


amazarashi 『たられば』Music Video

 

 

 

青春のポケモン

動画投稿しました。

https://www.youtube.com/watch?v=8jnoEO-11NE

 

ポケモン対戦の動画です。滞ってしまい申し訳ありません。

 

 

ポケモンといえば、私の初めてのDSソフトはダイヤモンドでした。弟はパールでしたが、意外と好みがわかれるのか、若干4歳ながら気を使ってくれたのか、男児に受けの悪そうな、パルキアのどこか女性的なフォルムを選び取ってくれました。これはその後ブラックホワイト、XY、サンムーンと続きます。

思い出を語ればいくらでも出てきそうです。地下を掘ったり、アンノーンをそろえたり、初めての相棒のゴウカザルばかりレベルを上げ、キッサキ神殿は2日出られず、四天王に背を向けてなみのりを使い、ポケトレで色違いを探し続けたあの青春の日々……。忘れられない思い出です。

さてそんなダイヤモンドのパッケージモンスターのディアルガ。どんなに愛でていたことか……なんて。結論から申しますと、実は私のボックスにはいないのです。事件は山辺くんが遊びに来た時に起こったのです。

DSはケーブルがなくても通信ができる画期的なゲーム機です(最も、初めてのゲーム機がDSだったので、偉大な発明であるということを知らずに遊んでいました)。これを使って交換をしてみよう!ということになりました。お互い当時6歳。私は無邪気に自慢をしてしまいました。僕のディアルガはどうだ、格好いいだろう、と。あちらはどうもまだディアルガパルキア)のシナリオにはたどり着いていない様子。図鑑に乗せさせてくれ、と拝まれますと、当時からそれはそれは優しい心の持ち主であった僕には拒むことなど当然できるはずがなく、交換してみたいという感情もあり、申し入れを快諾したのです。聡明な読者様方のご察しの通りではありますが、あちらは非常に狡猾といいますか6歳児特有のわがままを発揮致しまして、私はいつのまにか所有権があちらにわたっているように言いくるめられそうになっています。予定通りにいかなかったことに恐怖し、またそれはそれは優しい心の持ち主であった僕には怒ったり咎めたりという発想がなく、その場でただ泣きわめくことしかできませんでした。親は居間でお茶していましたので心配して寄ってきてくれましたが、うまく説明するスキルと脳みそがないので、あちらが盗ったとしか言いようがありません。あちらはさすがにばつが悪い様子で、泣きそうになりながらある程度のことの顛末を話しました。実はここのあたりの記憶があやふやであり、ある程度の予測を交えつつ書き起こしておりますが、昔の話なぞ盛ってなんぼではありませんか?

私が泣き止んだころ、場はすっかり仲直りムードでございまして、なぜか私にまで仲直りしよう?と持ち掛けられる始末。私の小さい脳みそでなぜか受け入れてしまった和解のディアルガを、ノーリターンのまま受け渡してしまった次第でございます。あのピースが私の心にかちりとハマっていたならばこんなにも卑屈な文章を書くこともなかったであろうに。山辺くん許してないからね♡

 

ちなみにこのディアルガは激闘の末ハイパーボールで捕まえました。マスターボールで捕まえる心づもりではありましたが、こちらは土井くんがゴーリキーにぶん投げました。ゆるしてないからね♡

開幕宣言

自粛中に何もできずにうずくまっていて、せめて何か一つ始めたらこの気持ちは楽になるかと思い開設しました。過去いくつかブログはやっていて、案の定消去済みなので、こちらは黒歴史になることを阻止したいです。対戦よろしくお願いします。

別段書くことは決まっていません。食べたものの、読んだものの、見たものの話が柱になることと存じます。誤字脱字・意味不明な言葉の使い方など引っかかるものがございましたらお知らせください。勉強させていただきます。

更新頻度はおそらく最初は週3程度、それからは不定期更新のようになると思います。いつものことですので暖かく見守っていただけると幸いでございます。

同じく自粛中でうずくまっている人たちの、お暇つぶしの一助になれることを願いまして。