青春のポケモン

動画投稿しました。

https://www.youtube.com/watch?v=8jnoEO-11NE

 

ポケモン対戦の動画です。滞ってしまい申し訳ありません。

 

 

ポケモンといえば、私の初めてのDSソフトはダイヤモンドでした。弟はパールでしたが、意外と好みがわかれるのか、若干4歳ながら気を使ってくれたのか、男児に受けの悪そうな、パルキアのどこか女性的なフォルムを選び取ってくれました。これはその後ブラックホワイト、XY、サンムーンと続きます。

思い出を語ればいくらでも出てきそうです。地下を掘ったり、アンノーンをそろえたり、初めての相棒のゴウカザルばかりレベルを上げ、キッサキ神殿は2日出られず、四天王に背を向けてなみのりを使い、ポケトレで色違いを探し続けたあの青春の日々……。忘れられない思い出です。

さてそんなダイヤモンドのパッケージモンスターのディアルガ。どんなに愛でていたことか……なんて。結論から申しますと、実は私のボックスにはいないのです。事件は山辺くんが遊びに来た時に起こったのです。

DSはケーブルがなくても通信ができる画期的なゲーム機です(最も、初めてのゲーム機がDSだったので、偉大な発明であるということを知らずに遊んでいました)。これを使って交換をしてみよう!ということになりました。お互い当時6歳。私は無邪気に自慢をしてしまいました。僕のディアルガはどうだ、格好いいだろう、と。あちらはどうもまだディアルガパルキア)のシナリオにはたどり着いていない様子。図鑑に乗せさせてくれ、と拝まれますと、当時からそれはそれは優しい心の持ち主であった僕には拒むことなど当然できるはずがなく、交換してみたいという感情もあり、申し入れを快諾したのです。聡明な読者様方のご察しの通りではありますが、あちらは非常に狡猾といいますか6歳児特有のわがままを発揮致しまして、私はいつのまにか所有権があちらにわたっているように言いくるめられそうになっています。予定通りにいかなかったことに恐怖し、またそれはそれは優しい心の持ち主であった僕には怒ったり咎めたりという発想がなく、その場でただ泣きわめくことしかできませんでした。親は居間でお茶していましたので心配して寄ってきてくれましたが、うまく説明するスキルと脳みそがないので、あちらが盗ったとしか言いようがありません。あちらはさすがにばつが悪い様子で、泣きそうになりながらある程度のことの顛末を話しました。実はここのあたりの記憶があやふやであり、ある程度の予測を交えつつ書き起こしておりますが、昔の話なぞ盛ってなんぼではありませんか?

私が泣き止んだころ、場はすっかり仲直りムードでございまして、なぜか私にまで仲直りしよう?と持ち掛けられる始末。私の小さい脳みそでなぜか受け入れてしまった和解のディアルガを、ノーリターンのまま受け渡してしまった次第でございます。あのピースが私の心にかちりとハマっていたならばこんなにも卑屈な文章を書くこともなかったであろうに。山辺くん許してないからね♡

 

ちなみにこのディアルガは激闘の末ハイパーボールで捕まえました。マスターボールで捕まえる心づもりではありましたが、こちらは土井くんがゴーリキーにぶん投げました。ゆるしてないからね♡